【竹水】竹から水を得る方法を2つご紹介させて頂きます。
採取方法1
5月上旬~6月上旬、下の写真のように竹を切ります。
切った時点では筒の中に竹水は溜まっていません。
切り口の少し下で切って蓋を作ります。
蓋の完成です。こうしておくことで一日放置している間に虫やゴミが入りません。
竹水はその甘さにつられてすぐにアリや虫が寄ってきますので蓋が必須です。
一日放置すると竹が吸った水が筒の中に溜まっています。
これが奇跡の竹水です。
1~2時間放置すれば下の写真位(コップ1杯程度)溜まります。
採取方法2
伸びた竹を見つけ、3メートルから5メートルのところで先を切ります。
先を切られたことで、成長しようにも成長できずに、その成長力の詰まった水が各節にたまっていくようです。
そのまま放置し、2週間くらいたったころ、竹を揺さぶってみると・・・、ちゃぷちゃぷと音がします。
この音が、竹の節に水が溜まっている証拠です。
竹を切ります。
中をのぞくと・・・透明な水が溜まっています。
竹を切ったときの竹のカスができるだけ水に入らないように注意しながら集めます。
一つの竹の節から水を集めたら、次の節・・・と順番に切り落としながら節ごとの水を集めます。
鍋いっぱいの竹水が集まりました。