水の見つけ方
水辺を探す。
人間は1日に2リットルの水を必要です。
緑が多い山には必ず水源があります。
上流に行って水源に近ければ近いほど、キレイな水が豊富に手に入ります。
湿った林道には湧き水があります。
雨が降っていないのに、歩いている林道が湿っている部分があるなら、近くに湧き水がある可能性が高くなりますので、湿っている部分をたどっていくと、岩の裂け目などから清水が湧き出している事があります。
安全が確認出来ない水源の場合は煮沸殺菌しましょう。
水を浄化する方法としては「ろ過装置を使う」、「煮沸する」という二つの方法があります。
雪も煮沸必須です。
ろ過装置の作り方。
1. ペットボトルの底を切る。
2. ペットボトルを逆さにして、「下から小石→木炭(消し炭)→砂→布など」の順に入れる。
3. ペットボトルのふたは閉めたままで、ペットボトルの下部に少しだけ穴を開けて水の出口を作る。
4. 上から水を入れ、ろ過する。
水の煮沸は最低10分!
10分間煮沸すれば、ほとんどの病原菌は死滅すると言われています。
海水を蒸留させ飲み水を作る方法。
海辺にいるなら海水を蒸留させ簡単に真水を作れます。
タープを使って効率よく雨水を集める。
https://mountain-c.com/media/6742/
朝露を集める。
寒暖差がある日は葉っぱの上に朝露が溜まります。
タオルで朝露を集め、絞る。
寝る前にビニールシートなど面積の広いものを広げておいて集める。
天気がよければ、青草から水を作ることができます。
ビニール袋に青草を沢山入れ、日の当たるところに置いておくと、青草から蒸発した水蒸気が水になって、ビニール袋の底に溜まります。
バナナの木から水を得ることができます。
バナナの木を地面から30センチくらいのところから切り倒します。
切り株をボウル上にくりぬき、1晩待ちます。
地面から吸い上げられた水がたっぷりとバナナの切り株に貯まります。
たっぷりと水を含んだ苔を集め、その苔を1掴みして力強く手で握りしめる。
竹水を採取する方法
竹水を採取するためには成長途中の若い竹を見つける必要があります。
大体3メートルから5メートルほどの若い竹の先端部分を切り取り、あとはそのまま2~3週間ほど放置して待ちます。
その後、竹を左右に揺らしてみると、水がポチャポチャと音を立てるため、幹の中に水が溜まっているのがわかります。
ノコギリなどで竹を切って中に溜まっている水をとり出します。
追伸